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■ まるで羊の皮をかぶった嫁さん(笑)のように。
Audi TT Coupe 3.2 Quattro S−Line ★★★★
登場から5年が経過した2003年に、この
「アウディ TT クーペ 3.2 クアトロ S−Line」と名づけられた
鉄砲玉モデルが、TTラインナップの頂点に立った。
のっけられているエンジンは、VW(フォルクスワーゲン)ゴルフ32に採用された
V6エンジンをベースし、+αとしてAudi独自の味付けを施している。
その最高出力は、250ps/6300rpmで、
最大トルクは、32.6kg−m/2800〜3200rpm。
どう?なかなかのモノでしょ?
この素敵なY6エンジンは3188ccの排気量を持ちながら、
非常にコンパクトに仕上がっているらしい(笑)。
インテーク、エグゾースト・カムシャフトは無段階可変方式となっているのに加え、
可変インテークマニーフォールドやインテークポートの改良を施して
排ガスレベルの低減と、高出力&高トルクを実現させているんです!
そして、この3.2クアトロのパワーを指揮するトランスミッションには
今回の目玉商品(笑)である、アウディが誇る最新テクノロジー、
DSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)が搭載されているんです!!
DSGとは、従来ののマニュアルとオートマチックの長所を兼ね備えた、
とっても素晴らしい2ペダル方式(アクセルとブレーキのみのMT)のギアボックスなんですよ。
基本的なメカニズムは従来のマニュアルを元に発展させた3シャフトのマニュアルだけど、
エンジンからミッションへのインプットシャフトに内外2つのクラッチを使っているんです。
ま、簡単に言うと、二人の嫁さんがあなたの夜のお供をしてくれる(笑)って感じです。
1,3,5のギア(日)は、インナークラッチ(こっちの嫁さん(笑))が担当。
2,4,6のギア(日)は、アウタークラッチ(あっちの嫁さん(ドキドキ))が担当。
つまり、日替わりで美味しい「一夫多妻制」ってことなんですよ!(←違わい!ビシ!)
すいません、ついとり乱してしまって、、、(笑)。
え〜、つまり、次のギアに変えたいと思っている時には、
既に次のギアがスタンバイされていて、変速時に発生するあの嫌な継ぎ目感覚が
一切ないシフトフィーリングを可能としているのです!
もちろん2ペダル方式なのでクラッチ操作は完全電子制御されており、
シフト操作も電子制御によって行われます。
これにより、従来のMTをベースとする2ペダルミッションに付きまとっていた、
あの嫌な引き込み感や、ギクシャク感が「一切ない」と言ってしまってイイほど
見事なまでに解消されているんです。
いいですよぉ、このDSGマジック!
乗らない方が身のためですよぉ、
つい契約書にハンコ押したくなっちゃいますから(笑)。
それ程完成されているミッションを、惜しげもなく搭載してくれる 、
Audiアウディのこころ意気に感謝感激ですよ、マジでぇ!
「あ、ホント人間に生まれてきてよかったぁ」
って、こころ思えるくるまです。
(そりゃベムも人間になりたかったハズだぁ(笑))。
■ 凄いのはエンジンだけじゃない!ま、でもコレは知らなくてもいいかも(笑)
パワーユニット、トランスミッションが大幅な進化を遂げた3.2クワトロには
合わせてシャシーにも、ちょっとしたチューニングが施されています。
サスペンションは従来のクワトロモデルと同様で、
フロントがマクファーソンストラット、
リアにはトレーリングアーム付きダブルウィッシュボーン(←爆弾じゃないっすよ(笑))
です。、、、って言われても、良く分からん(笑)!!
品を変えてきたのは、前後スタビライザーの大径化、
スプリングの/ダンパーユニットは、3.2専用設計となっている。
また増大したスペシャルトルク&パワーに対応するべく、
RS4と同様の17インチ・デュアルピストンブレーキシステムを採用するなど、
細かい話だが、実に気がつく「良くできた嫁(笑)」的ブラッシュアップが施されている。
加えて、ESP/ASRには、専用設計となり
インテグラル・ブレーキ・アシストを備えたABSも採用されるなどの、
どこかのクルマのように、カタログ値ばかり上げるのではなく
そのパフォーマンスにあわせた安全性への配慮もしっかりと行われているのです。
ね、Audiって素敵でしょ?
エクステリアは、フロントエプロンの形状変更や
リアにはハニカム・パターンのディヒューザーを装着することで、
アバンギャルドな印象を与えてくれます。
最後にもう一つ、高速域でのリフトを低減するために
リアエンドに備わるスポイラーは専用設計とし、大型化されたものが装着され
空力特性の改善も自ら進んで行ってくれています。
ね、アウディって素敵でしょ?
「金に糸目はつけねーぜぃ!」的な装備の充実度には圧巻です。
しかし、その分値段は高くなってますが、それは逆に嬉しいことですよね。
お金を払うだけで、それだけの技術が買えるんですから。
お金どんだけあっても、使う相手が無かったら、それ価値ないですもん!
そういう点でも、Audiアウディに感謝!
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