トップページ > Audi TT > Coupe/Roadster 1.8 Quattro
■ コンパクトなボディーに秘められた、あんなコトやこんなコト(ドキドキ)
Audi TT Coupe/Roadster 1.8 Quattro ★★★★★
TTは、1995年のフランクフルトショーで、
半円形をモチーフにしたアバンギャルドなデザインが話題となったショーモデル。
それから3年経った98年の末に、TTはショーモデルのデザインをほぼそのまま反映し
市販モデルとして、ヨーロッパデビューを果たしています。
TTには泣く子も黙るAudiアウディの代名詞である
4輪駆動方式のクワトロモデルのほかにも、遅れてFFモデルも追加されています。
(Audi TT Coupe/Roadster 1.8 FF)
本国でのリリースから1年後となる99年10月にクーペモデルが日本に上陸しました。
そして、00年02月には早くも操縦性の改善のためにスタビライザーの強化、
ダンパーの設定変更、リアスポイラーの装着などの仕様変更がありました。
この仕様変更は当然だけど、すでに発売された車両に対しても無償で行われています。
んで、00年5月には心待ちにした「ロードスターモデル」が追加されたんです!
(それ共に、ABS/ASRをコントロールするESPも標準装備となっています)
気になるTTのメカニズムですが、
プラットフォームは先代A3(VWゴルフW/ボーラ)と同じです。
しかぁし、本格的なスポーツを目指しているTTですから、
ホイールベースをA3より90mm短縮し、2430mmとしています。
単純に考えて、短い方が良く曲がるし、軽くなりますからねぇ。
サスペンション形式はフロントにL字型のロワアームを持つマクファーソンストラットを
リアにはトレーリングアーム+ダブルウィッシュボーンとなっており、
A3クワトロと同じレイアウト構造を採っています。
が、当然ながらほぼ全ての構成部品をTTクワトロ専用設計に変更し、
前後トレッドも、かなり拡大されているんです。
専用設計、、、うぅ〜ん♪イイ響きですねぇ(笑)。
■ え、この小さなガタイにそんなハイパワーなタービン積んでるん?
半円球をモチーフとしたデザインのエンジンフードの下に、
横置きでヒッソリと、そして威圧的にたたずむ(嫁(笑))エンジンも
A3用の直列4気筒20Vをベースとしていますが、
その出力&トルクは大幅にUPされているところが、ファンを泣かせます(ドキドキ)。
気になるその最高出力は225ps!!/5900rpmとなり、
なんとA3用エンジンの50%増し!
最大トルクも28.6kg−m/2800〜5500rpmと、
かなり低回転域から充分すぎる程のトルクを発生し、
広範囲でそのトルクを維持してくれます。
(だからあんなトルクフルな走りが出来るのかぁ、、、(ワクワク))。
そのパワーアップの秘密は、、、知りたい?
なんと使用しているタービンの大きさがA3とTTとでは、一回り違うんです!
A3クワトロでは、KKK製K03タービン(Kばっかやな(笑)!)なのに対して、
TTクワトロ用はひと回り大きなK04タービンを使っているので、
当然ブースト圧も最大2.0barに高められているのです!
(ekスポーツは、最高1.2barです。あ、比べたら怒られるか(笑))
加給される空気は、フロントバンパーの左右に直列して収まっている
インタークーラーによってしっかりと冷却され、
燃焼室へと送り込まれる仕組みになってます。
このエンジン忘れちゃいかんのは、1.8Lであること!
そう!!何を隠そう、税金が安い!!(ビシィ!)
年間3,9500円の税金でこのウルトラパワー&トルクを堪能できるのです!
こんなクルマ他にあります?
1.8Lで、ターボ付いてて、最大出力が225psで、最大トルクが28.5kb−m。
(ま、これぐらいのクルマなら腐るほどありますよ。問題はこれからですよ(ワクワク))
まず、「Audi」というブランド、そして「クワトロ」という無類なき4駆システム。
女の子ウケの良いデザイン、トドメに、オープンドライブを満喫できる「ロードスター」!!
さぁ、どうだ!これ以上の魅力を兼ね備えたクルマって他にあるかい?
■ 忘れなれないんだ、、、あの夜、お前と共にしたスペシャルな時間が。
あの日、ちょっとの時間、僕が君のオーナーになった。
お前の中に入った瞬間、、、もう僕は何も考えられなくなっていた。
そして、あてもなく、ただ疾走った。
いつもより、だいぶ短く感じた会社からの帰り道。
まだ、降りたくない。
もうひとっ走り付き合ってもらおう。
まるで僕の思考を読んでいるかのように、スコスコ入るシフトレバー。
お前の荒い息ずかいが、ブローオフを通して五感に染みわたる。
「お前、本当に1.8Lのクルマなのか?」
僕は誰もいない深夜の国道で、ため息まじりで一人つぶやいた。
官能的であり、刺激的であり、スタイリッシュでもある。
ラグジュアリー? or ライトウェイト? or グランドツーリング?、、、
もう、よく分からなくなってきた。しかし、これだけは自信を持っていえる
お前は最高のクルマだ。
いや、お前は最高の女だ!
どうやら僕は、お前に惚れてしまったみたいだ。。。
あの夜からずっとお前の事が頭から離れない。
久々に感じた、あの淡い気持ち、、、最高だ。
「ねぇ、スッキリしない?」と、TTが誘惑してくる。
「わかったよ。今開けてあげるから」と私。
クリン、ポチ、ウィ〜ン。
真っ黒のにソフトトップがしずかに、そしてスムーズに開いていく。
そして、その向こうに2人を待っていたのは、満天の星空。
人生、こんな楽しみ方があったんだ。
もう、ため息しか出てこなかった。
そして、大きく深呼吸。
またお前にギアを入れ、屋根がないまま走り出す。
気持ち良かった。
最高の夜だった。
どんな上等な女に乗るよりも、お前に乗ってたいよ、TT。
ヤバイ、本気でイカレちまいそうだ。。。
僕に、消しようもない深い傷を作っていれたTT。
「あんたとは、一晩だけの付き合いよ」
と、あの朝僕の前から去っていくお前のうしろ姿に、
「いつか必ずお前をモノにしてやる(笑)!」
と、心に固く誓う僕がいた。
Thank you TT.
また会う日まで。
I love TT.
■ スポンサード・リンク
[ →1つ戻る ][ →→トップへ ]
|